ちくしのブラスフェスタVoL.4

３月１９日。

福岡県の筑紫野市文化会館で開催されるブラスフェスタの本番でした。

市内の中学・高校と共にそれぞれ１５分のステージ演奏を行います。

中高はほぼ全ての学校がポップス・マーチなど盛り上がる曲を演奏していました。

部員が６名の学校から約７０名と大編成の学校までありましたが、それぞれの学校が精一杯音楽を楽しむ姿は大変微笑ましく思いました。

　そんな中で筑紫野市民吹奏楽団の選んだ曲はビゼーの「アルルの女」です。

第１組曲から“カリヨン”、第２組曲から“パストラーレ”と”ファランドール”です。

こちらの楽団は、この１年間で８名の新入団員があったそうです。

昨年末に演奏した「ジャンニ・スキッキ」そして今回の「アルルの女」の練習を経験してニュアンスをそろえていく技術や、他パートの音を聴きながらアンサンブルをするという丁寧さが格段に上達したように思います。

細かなミスはまだまだありましたが、特に若い団員があまり経験してこなかった技術を身に着けたことで、合奏の力が大きく進歩してくれたと嬉しく思っています。

私が指揮をする筑紫野市民吹奏楽団の次回の本番は６月末です。

さらに力を上げてくれることを期待しています。

今回、筑紫野市吹奏楽団が使用した楽譜は『楽譜販売エムツープラン』からお買い求めできます。

編曲は、青山るり　です。