2月11/12日は3月5日の定期演奏会に向けての強化練習でした。
地元の大分の楽団で、ほぼ100%私と仲間でアレンジした曲でプログラムを作りますので、ぎりぎりで出来上がった作品もあって、練習の遅れを取り戻す最大の機会になる強化練習です。
両日とも正味の練習時間は6時間を超えます。
プログラム前半はヴェルディ作曲の「レクイエム」から3曲を抜粋しています。
前半はこの曲だけですので練習時間を最も費やしました。
テンポが速くて技巧的な部分も、体力的にきつい部分も、神経をすり減らす緊張感の部分もあり、楽団員の苦労はかなりのものだったと思います。
それが終わっても、ベルリオーズの「ローマの謝肉祭」はリズムの難しさが半端なく、その上♯だらけの調で吹奏楽にとってはかなり厳しかったと思います。
最後のドヴォルジャーク作曲「謝肉祭」序曲では調を2度下げG-Durにしてありましたが、それでもテンポの速さは半端なく、かなり苦労していました。
ドビュッシーの「3つのノクターン」より第2曲「祭り」は「レクイエム」と共にトランペットのBandaがあります。
練習場ではバランスのとり方がホールとは違うので、予想しながら練習するしかありませんでした。
しかし、思った効果が出てくれることを祈っています。
「祈・畏・祭」というテーマで行うコンサートに向けて、仕上がってはいないものの課題は見い出せました。
聴きに来て下さるお客様のためにも、できる限りのパフォーマンスをしたいと思いました。
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